レザーポーチ~反省~
どうも!りくです!
前回の投稿でレザーポーチが完成しました!(前回はこちら)
ということで今回はその反省点を挙げていく回です。
今回の反省点は大きく2つありました。
それは
- 袋物の角の作り方
- ファスナーの長さ
です。
角の作り方
以前もポーチを作ったことはあるのですがその時は「マチのあるものを作ろう!」と思っていたのでしっかりとマチを計算して型紙を作りました。
それに対して今回は、「マチはなくていいからシンプルにさくっと作ろう」と思い、あの型紙を作ってしまったのです。
もっと薄くて柔らかい革を使えば今回の設計でもうまくいったのかな?それは今度機会があればやってみるとして、少しでいいからマチの分は設計図に含んだ方がいいというのが反省です。
ファスナーの長さ
一番見た目に影響した失敗ですね。口の長さの割にファスナーが長すぎて波打ってしまいました。
まずは横から
そして斜め上から
こんな感じ。
ファスナーの長さを決める時にはファスナーの太さ(マチになる部分)を差し引いて、さらにファスナーのストッパーを気持ち口より短めの位置にくるように設定しないとピタッとはならないらしい!
いや、それは知ってるんですよ!ただ問題なのは「どれくらい」っていうところで、ちゃんと計算として今後再現性のある考え方を確立しておかないとなーっていうのが難しいなと思いました。
大きな反省はこんなところで…
経年変化
さぁこのポーチの革がどのように経年変化していくのか変化が見えたら投稿していこうとは思いますが、今回は半裁のカーフを使いました。
元が大きな革なので以前同じ革で別の作品を作っていました。
このポーチには兄弟がいるんです!
それがこちら
このティッシュケースです!
子どもがおちゃをこぼしたりして、シミになっているところもありますが、それも味。笑
1回は濡れてすぐに全体を濡らして、ゆっくり自然乾燥して、乾いたらオイル入れてということもやってシミをケアしましたが、いろんな出来事の跡を残すのもいいなーと思って、その後は何もしていません。
せっかくなのでどんな感じの変化をするのかbefore / afterを並べて比較してみましょう!
こんな感じです!
並べるとやっぱり色の違いがすごいですね!ティッシュケースは使って2年半くらいたちました。
考えていた以上に好みの色になっています!
このポーチはどうなるのかなー(^^)今から楽しみで仕方ありません!
同じ革を使っていても用途が違うから、傷の付き方とか変化のスピードとか全然違うんだろうなー!
こんな風に革製品は使っていって、数年後の状態を見て「あーこれあのときつけた傷だなー」とか「こんなに色が変わったんだー」とか見ていくのも楽しみの1つですね!
みなさんも革製品を買ったり、作ったりしたらその時の様子を写真に残して数年後に比べてみるとさらに愛着が湧くと思います!
それではまた次回の作品で会いましょう!